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設立趣旨(抜粋) |
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近年は、バブル経済崩壊や世界的な経済戦争の中で日本はかつて経験しなかった構造不況に突入し未だ浮き場の気配さえ見えない状況にあります。
大手・中小の金融機関は自社の再建は勿論、不良債権の処理に全精力を注ぐのが手一杯の状態である一方、不況の波をまともに被った中小企業は立ち直るきっかけさえ掴むことができず、試行錯誤を繰り返し、挙句の果てには倒産・破産の道を辿っているのが実情です。
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多少再起の可能性がある企業でも会社更生法、民事再生法の適用を受け、厳しい再建に取り組んでいるのが現状であります。
建設・土木業界においても同様で、冷え切った設備投資熱により仕事量は激変し、過当競争の傾向をより一層強めている状況にあります。
こうした建設・土木業界を主な取引先とする我々建設下請け業者も、このままでは経営環境の悪化が一段と進み、経営の危機をも招きかねないと判断したため、今般協同組合を設立し、組合員相互の情報交換による各社の意思疎通をはかり、企業努力により適正な受注競争ができるよう、指導するのが得策と判断するにいたりました。
以上のことから、建設・土木下請け業務(警備・養生引渡し清掃・仮設工事全般・土工事・自動販売機等)の受注を目的とし、常にサービスの質的向上を追及し、組合員の経営内容の充実及び、経営の安定化を計るとともに、満足度を高めるために協同事業の実施を基本にした協同組合を設立するにいたりました。
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