令和元年5月23日に自由民主党本部9階901会議室に於きまして令和元年度 自由同和会「第34回全国大会」には多くの全国各地の都府県本部の同志及び衆参国会議員の方々にご参加を頂き開催されました。
《自由同和会中央本部 川上会長御挨拶文》
皆さんこんにちは! 令和になって初めての全国大会に各地より多数の会員の皆さんにご参加頂きました。早朝から東京に向かわれた方もおいでです。大変お疲れ様です。今回も自由民主党本部をお借りしての開催で大勢の先生方、秘書の方々にお祝いに来て頂いております。ありがとうございます。
先の統一地方選では会員の皆さんには各地で精一杯の選挙応援をして頂き感謝申し上げます。結果はご存知の通りで自民党が多数を占めたんですが、一方残念な結果となったものもございました。それを踏まえ7月の参院選では、より一層の応援活動をお願い致します。自民党候補の先生方が全員当選するよう頑張りましょう。
特に本日おいでの衛藤晟一先生、我々自由同和会は4月の全国理事会に於いて、全会一致で推薦を決定致しました。
衛藤先生は長きに渡り身体障害者の支援を続けておられ「障害児者問題調査会」の会長を務められて「障害者差別解消法」成立の立役者です。このように我々と思いをひとつにしておられます。ただ、我々の悲願であります「人権擁護法案」に対しては慎重派と呼ばれる先生方の一員でありまして法案内容について懸念を抱いているようです。
ただこれは解放同盟など他団体の今までの運動のあり方に疑問を感じ、嫌悪感を持たれているのが原因と思われます。
しかし、自由同和会は他の団体とは違い「言論、表現の自由、思想信条の自由」を何より大切にしている団体であり、差別をなくす運動は広く国民の共感を得なければならないという信念で行動しております。 そして我々は法案の中身を大胆に見直し、修正もする覚悟ですから、これからは衛藤先生ともしっかり打ち合わせして、誰しもが「これならOK」 という内容にしていきますので、どうかご期待下さい。その為には衛藤先生にぜひとも上位当選、いや皆さんの応援でトップ当選させるよう宜しくお願いします。
さて本日後ほどの講演では、お馴染みの灘本先生が「近世政治起源説を問う-エタ村の起源とその歴史-」つまりかつての時代の政府により作為的に作られた身分制度としてのエタという解釈に疑問を投げ掛ける内容でお話をして下さいます。正しい歴史認識は運動に必要不可欠です。昨年もご挨拶の中で「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」と申し上げましたが、どうか皆さんも経験だけを元に同和問題を考えるのではなく、しっかり学んで今後の活動に活かして行きましょう。
又、本年度からは、新たに新潟県、そしてしばらく休止していた兵庫県、岡山県が活動を再開して3つの県本部が加わりました。 それも力に、令和の御代に同和問題が解消するよう、そしてその為にも「人権擁護法案」の審議が一日も早く再開されるよう皆さんにおかれましては、今まで同様、真面目に地道に活動されることをお願いすると共に、重ねて参院選の勝利を目指しての応援活動を心からお願い申し上げ主催者を代表してのご挨拶と致します。
本日はご参加、誠にありがとうございます。
大 会 次 第
開 会 14:00
・開会の辞
野口賢二 中央本部 副会長
・会長挨拶
川上高幸 中央本部 会長
・推薦状交付及び御挨拶
内閣総理大臣補佐官 自由民主党 参議院議員 衛藤晟一
・来賓祝辞
自由民主党 筆頭副幹事長
衆議院議員 稲田 朋美
自由民主党
「差別問題に関する特命委員会」委員長
衆議院議員 平沢 勝栄
自由民主党
「部落問題に関する小委員会」委員長
衆議院議員 山口 壯
「全国隣保館連絡協議会」会長
川口 寿弘
一般社団法人LGBT理解増進会 代表理事
繁内 幸治
ごあいさつ順/敬称略
・来賓紹介
・祝電披露
記念講演 14:40
・
「近世政治起源説を問う」
- エタ村の起源とその歴史 -
京都産業大学文化学部 灘 本 昌 久 教授
議 事 15:30
・議 長 選 出
堀田 信美 教育啓発対策委員長
木村 仁 中央本部産就委員長
・第1号議案
平成30年度事業報告及び決算報告並びに監査報告について
山口勝広 中央本部 事務局次長・鈴木庸介 監事
・第2号議案
令和元年〜令和3年度役員の選出について
・第3号議案
令和元年度
運動方針案及び同事業計画案並びに同予算案
平 河 秀 樹 中央本部 事務局長
・第4号議案
その他
閉 会
・閉会の辞 16:00
上田 藤兵衞 中央本部 副会長
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